スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人の為と書いて偽りと読むんだよね

三浦総合設備って、知ってますか?
名前だけ聞くと何だか老舗の大きな会社みたいですが、できたてホヤホヤの友達の会社の屋号です(^^ゞ

彼とは30年来の付合い。
僕は仕事を早めに切上げて、開業祝いの宴(といってもサシ飲み)に向かいます。

45歳からの独立…相当な覚悟で決断したはずです。
そんな彼を応援したいから…

miura01

乾杯!いま君は人生のぉ
大きなぁ大きなぁ舞台に立ち
遥か長い道のりを歩き始めたぁ
君にしあわせあれー

…と、長淵歌いながらの乾杯です!

そして、CI(コーポレートアイデンティティ)が大事だぞ!と、よっぽどいい気で言いながら、頼まれてもいない彼の会社のロゴを必死に(勝手に)考えたりするわけです、はい。

miura02

「ぐるんぐるん」は、ホースを模したの。コーポレートカラーは君の好きな青だな!先端の矢印部分は、水のイメージの丸3つのが設備屋っぽいからそっちに変更しよう、そうしよう!

…などと、主役を置き去りに盛り上がります。

挙句の果てに、名刺のデザインまで(全くもって頼まれていないのに)書き上げ、名前は明朝体で、屋号はゴシックでね!と、フォントの指定もするんですね。

miura03

そんな盛り上がりすぎの僕に向けて、彼が問いかけます。

「お前は家族の為に開業したのか?」と。
僕は「いいや、違う。自分の為だ」と返します。
すると彼が独立までの思いを話し始めました…。

…俺もなんだよね。
このままの自分じゃイヤだと思ったんだよね。一度きりの人生だから、自分の思うようにしないと悔いが残ると思うんだ。(彼は昨年お父様を亡くしている)それが独立ってかたちになったけど、懸命に生きないと、どんどん賞味期限(寿命のこと)が迫ってくるからラストチャンスだと思って思い切っちゃったよ~!


人の為と書いて偽りと読むんだよね。


自分の為に決断した友達から
「よく生きる」ためのエネルギーを貰った45歳の冬の話でした。

スポンサーサイト

ISOGASI-I

後輩君から届いた葉書にハッとする。
そこには取引を一緒にまとめた感謝のことばが、親しみを込めて綴られていた。

isogasi-i01_R350

電話やメールは便利だよね。
直ぐにこちらの意をお伝えすることができるから…。

でもね、
たいせつな思いを先様に届けたいのなら、手間を惜しまず葉書を書いてお出ししようと、僕が彼の上席だった頃よく話をしていた。

外出先で素敵なポストカードを選んだり、季節ごとに発行される記念切手を探したりする気持ちの豊かさみたいなものを享受したかったんだと思います。

それを彼は今でも続けているのです。
受け入れて自分のものにし、味わい楽しんでいる。
…だから正直、ハッとして恥ずかしく思いました。

開業からもうすぐ1年が経ちますが、忙しい忙しいと自分への口実を呟きながら、たいせつなことを忘れかけてる自分が居るのです…。

文字通り、心を亡くしてしまわぬうちに、
何かを大きく変える必要がある。そう思うのです。



…ところで、
何で北斎の絵にキティちゃんの切手なんだろう?
今度会ったら聞いてみよう、そうしよう


物語のある人生

どうしても成し遂げたかったご契約が終わりました。
その方から依頼されていた大切な役割を全うすることができたのです。

monogatari01


持てるだけの荷物にしたいんだ。
手伝ってくれるかい?


ご夫妻が長年愛用された別荘をお売りになると決めたとき、喜んで使ってくれる方を探してほしいのだと、僕に声を掛けてくださった。

時折訪れると心が和む場所なんだが、そろそろ色々なことを整理しておこうと思ってね。
…今の私に持てるだけの荷物にしておきたいんだ。と、少し寂しそうに話してくださった。

その家が建築される様が収められたアルバムを拝見しながら伺った当時の思いや出来事は、まさにお二人の人生の物語だった。

monogatari03

色褪せた写真には、まだお若いお二人がとても仲睦まじく、今と変わらぬ素敵な笑顔で写っていた。

monogatari02

伺った物語は
全てこの家を基軸とする出来事…。
「物件」として扱うのではなく、物語のステージとして新たなエピソードを綴ってくださる方を探したいと思っていた。


…人生という物語のなかで、
僕らはさまざまな荷物を背負う。

持ちたいと自ら欲して背負うものもあれば、そうでないものもある。
多くの荷物は、その時必要なものであり、背負うだけの力があるから背負うのだけれど、在る時それを下ろさなければならない時が、下ろすべき時がやってくる。

以前僕は、図体がでかいからと、欲張ってたくさんの荷物を背負い過ぎて潰されそうになった。それを周りの方々に助けてもらいながら、ひとつひとつ下ろして持てるだけの荷物にできたとき、次のステップへ進む道が開けた。


今日ご成約に至った別荘は、前職の時に売却依頼を受けていたものだった。
以前の記事→「鎌倉を歩いた」← に書いたように、昨年の8月、退社と独立を報告に伺い、一度はその役割を放棄してしまったのだけれど、2ヶ月程前に、やっぱり君に手伝ってもらいたいから受けてくれないかとご連絡をいただいた経緯がある。


だから、
どうしてもその方の物語の大切な役割を全うしたい…。そう思っていたのかもしれません。


君にいろいろあったから少し回り道をしてしまったけれど、やっぱり君にお願いして本当によかった。
素敵な買主さんを見つけてくれて ありがとう。これで だいぶ肩の荷が下りたよ。

と、労いのお言葉をかけていただいた時、不覚にもウルっ としてしまいました。



…ところで君は猪苗代湖に行ったことあるかい?

…1度だけあります。と答える僕に。。。

実はそこにね、
500坪の土地があるんだけど売れるかな?

えっ、まだそんな重たいの背負ってるんですか?!



81歳の物語はまだまだ続きがありそうです。

そして、僕にもまだまだ役割があるみたい(^^ゞ


あぁ、
物語のある人生は素晴らしい!



FU-SHI-ME

8月が怒涛のごとく過ぎて行きましたね。
暦が9月へと変わり、やけに とんぼ が目につきます。
どうやら巷では秋の風が吹き始めているようです。

…昨年の8月8日に会社を興してから1年が経ちました。
歳を重ねるごとに、過ぎゆく毎日の速度が早くなっているようで、あの不安で落ち着かない熱い夏から一年が過ぎたのかと思うと、

よくぞご無事で(笑)

と、自分で自分を労わったりしちゃいます、はい。



PROGRESS / プログレス

…という会社の名前は、登記を出す前日まで悩みに悩みました。
業種がわかりやすいように、〇〇不動産とか、〇〇ハウスという選択肢もあったのですが、僕はその名前自体に理念のようなものを盛り込みたかったのです。

logo1R300

一度決めた社名は、日々 事ある毎に声に出して発するわけですから、自分が発した社名を自分で聴き、発し…聴き…と繰り返すことで、自分の心に落とし込みたかったのだと思います。


PROGRESS は…

 ある目標・方向に向かって
 絶え間なく進んでいく進歩


という意味を持ちます。


しっかりとした基軸が在る前向きな言葉だと思いました。
僕自身だけでなく、僕が携わった方々の進歩・発展・ステップアップを担いたいという思いが詰まったお気に入りの名前です。


それなのに、
あぁ、それなのに、それなのに…


今井君の会社の名前って、見たまんまだね。興行とかも企画するの?…と、
僕の身体を見ながら言うのです。
はて?チンプンカンプンと困惑している僕を その方は畳み掛けます。

ストレートで
イイと思うよ、
プ・ロ・レ・ス !!


え~~~!
プロレスって(・・;



と思いながらも、
これは使えるφ(..)メモメモ と

…聞きなれない社名の補足説明に使わせていただいております、はい。


ロゴに秘めた次のステージへと昇るスリーステップも、

logo5R300

リングに上がる取り外し可能な階段に見えるのでしょうか?



最後になりましたが、

皆様のご助力のおかげで一周年という節目を迎えることができました。
本当にありがとうございました。

これからも皆様のお役に立てるよう努めて参りますので
何とぞよろしくお願いいたします。


追伸:
プログレス です。
ハッスル、ハッスル !!

僕らはみんな生きている

これまた極めて私的な事柄なのですが…一昨年の12月に、僕は衝撃的な感覚を体感しました。生きていると思わぬところで思わぬことに遭遇するものです。

その年の夏頃から体調が本調子に程遠く、公私共にお世話になっている先生にご高診いただいたのだけれど、1週間程度の入院を要する心臓カテーテル検査を受けるよう強くすすめられました。

 あなたは働き過ぎだったのですよ。
 たまにはこんな風に立ち止まることも必要なのだと思います。

先生の仰るように、たまには自分のことを大事にしてみようと、僕は検査を受けることにしました。師走の忙しい最中に休みを取って良いものかと迷う気持ちは多分にあったのだけれど、生まれて初めての入院が、著しく痛いところも病んでいるところもない健康な状態での検査入院と云うことで、時間を気にしない時間を、優雅に読書でもして過ごそうと思えたのです。

心臓のカテーテル検査は、手首や足の付け根にある動脈から圧力を測るためのカテーテルと呼ばれる細く柔らかいチューブを心臓へ入れて、造影剤を使って心臓の各部屋の大きさ・筋肉や弁の動き・冠状動脈が狭くなっているかどうかなどをみたり不整脈の原因は何かなどを詳しく調べる検査で、異常がなければ30分程度で終わると説明をされていました。

心カテ検査当日、
僕は検査着に着替えストレッチャーで施術室へ運ばれたのですが、そこには先生はじめ医療チームが大勢いて、局部麻酔注射や動脈にステント挿入など、周りがとても物々しかったのを覚えています。

いやはやこれは…
検査というか手術だな…と、
救命病棟24時や白い巨塔のワンシーンを思い出しながら、何となく自分を傍から見ていた気がします。

入室から暫くして、先生から
「胸が少し熱くなりますよ」と、
造影剤を注入されたとき、それが起こりました。

胸がカーっと熱くなり、
心臓がドクンと鼓動した瞬間…
僕の心臓は僕の身体に血液を送り出したのです。

それは自分の意思とは関係のない所で、勢いよく送りだし、それをもう一人の自分が認識する…。


正直、感動しました。とても。
あぁ、僕はこうなっているんだと。


震えるほど寒い施術室の中にあって、僕の血液はとても熱く、手の先から足のつま先まで行き渡るのです。

この時、生きている って凄いことなんだと、初めて知ったのでした。

tisio


…当時42歳の僕は
とても焦っていました。

40歳になる少し前から、転換点を意識するようになり、その転換点は僕のこれからに大きな意味を持つであろう、大事な大事な転換点だと思っていたのです。

そんな思いとはうらはらに「四十にして惑わず…」とはいかずの惑いっぱなしで、なかなかその転換点が見つからず42歳になってしまっていたのです。

…歳を取ることは仕方がないことですが、この時期に達成されるべき何かが達成されないまま過ごしてしまうことは、仕方がないことではありません。
40歳という節目は、何かを取り、何かをあとに置いて行くことで、それまではできなかったことができるようになり、かわりにそれまでは簡単にできると思ってやっていたことができなくなってしまうということではないだろうかと、本で読んだことを思い出します。


あの衝撃的な感覚は、そのような精神的に未熟な僕に「よく生きること」の意味を教えてくれました。


時折 手のひらを太陽に透かしてみて、真っ赤に流れる血潮を感じることが、今の僕を支えてくれているようです。


プロフィール

episooooode

Author:episooooode
ご訪問ありがとうございます

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。